弘前市水道局情報

主な水源について

弘前市水道局が取水する水源の大部分が岩木川と浅瀬石川です。とりわけ岩木川
は氾濫にも悩まされてきた大きな川で治水工事と共に水道工事が行われてきました
。二つの川を水源とする津軽広域水道企業団から弘前市水道局が受水しています。

 

岩木川からの取水は、取水の安定を図るため、ゴム引布製起伏堰の取水堰を設け
取水しています。主となる弘前市中心部以外にも周辺山間部では簡易水道事業が
展開しており、地下水、湧水等の水源から取水しています。それらを合わせると、全
体で1日に約10万キロリットルの取水を行っています。ゴム引布製起伏堰を利用する
ことで、岩木川の流水阻害が少なくなっています。ゴム引布製のため建設費や 維
持管理費が軽いのもメリットです。

 

市内の配水水源は岩木川が大部分ですが、一部は十面沢の古井戸や小杉沢・
一本気沢の湧水を利用しています。弘前市郊外の地区では深井戸や湧水が多く、
百沢・常磐野・上弥生・杉山・相馬では深井戸で沢田では浅井戸で地下水をくみ
上げています。蔵助沢では湧水を利用しています。岩木川取水の量の中で弘前市
への供給量は約二割ほどです。

 

弘前市水道局にとって安定した上質の水の確保は大きなテーマであり、青森県と
協力し2016年から津軽ダムの建設を予定しています。50年以上、目屋ダムが流
量調節をしてきましたが、生活レベルの向上に伴い需要量の増大した結果、上水
道が枯渇する場合が増えてきたためです。津軽ダムの主な目的は、岩木川氾濫
による洪水被害の軽減、流水の正常な機能を維持した上水道の安定供給、最大
出力8500キロワットの水力発電です。ダムの完成により岩木川に名を流れる水の
流量は一定になり、上水道の安定配水を見込むことができます。水道施設やダム
工事は、増大した需要に応えるだけでなく、良好な水辺環境を維持することが求め
られます。
カワセミの生育や緑豊かな自然環境への弊害を抑えるように取組が行われています。